代表ガイド挨拶

平素より、当社へのご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。私、Happy Tour -Netherlands & Belgium 代表の西尾真一朗と申します。こちらでは、弊社のサービスに関する想いを書いています。

長めの文章となりますが、メールのやり取り、ガイドサービス、空港のお迎えなど、弊社のサービスは基本的に全て私が責任を持って提供するものですので、以下をご一読頂き、私が何者でどんな考えを持った人物なのかをご理解頂けたら幸いです。

 

私の想い

海外旅行は多くの人にとって人生のビッグイベントの一つです。そのかけがえのないイベントを色褪せることない思い出としてお持ち帰り頂けるよう、2016年にHappy Tour -Netherlands & Belgiumを立ち上げました。「英語が話せない」「列車のチケットの買い方が分からない」といった基本的な心配事をはじめ、「2泊3日というスケジュールでの効率的なプランニングに困っている」「美味しい食事の場所を探している」など様々な悩みが起こるのが、海外旅行でしょう。こういった不安要素を感じることなく、配慮の行き届いたサービスを心がけています。

また海外旅行に少しアクセントを加えること、つまり、美しい場所を訪れ、美味しい食事をするといった旅行における大前提に加えて、この街がどんな側面を持ち、ここに住む人々はどんな価値観を持っているのかなど「より深く、より濃密な」旅を提供することを、現地在住者の目線でお話させて頂く点も弊社サービスの特徴です。

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アムステルダム国立美術館前の風景(チューリップシーズン)

 

海外旅行を新たなきっかけに

具体的に言えば、新たなきっかけや気付きをお持ち帰り頂きたいと願っています。例えば「ゴッホ?絵画には興味がないんですよ。」と言うお客様は比較的多いのですが、ゴッホのことを理解すると、興味深い彼の人生観やヨーロッパ絵画の歴史が見えてきたりします。実際はるか昔から現在に至るまで絵画は人々の注目の的であったわけで、ゴッホの「ひまわり」という作品は数億円で取引がされています。一体、その魅力とは何なのか、絵の何が面白いのか、そういった興味へのきっかけを掴んでほしいと願っています。

「歴史には興味ありません。」というお客様には、ぜひアンネ・フランクの家に足を運んでほしいと思います。大戦で彼女の身に何が起こり、アンネという女の子が当時何を想って生きていたのかを理解することは現代を生きる我々にとって重要なことですし、たった数十年前に起きた悲惨な出来事を過去の歴史と捉えてはいけません。実際私は、ポーランドのユダヤ人絶滅強制収容所アウシュビッツまで足を運んだこともありますので、その時の様子も色々とお話させて頂きたいと思っています。

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ポーランド、アウシュビッツ強制収容所にて。

他にも例えば、飾り窓と呼ばれるアムステルダムの売春街は「いやらしい、危険な場所」と思われがちですが、少し立ち止まって理解してあげると、そこにはオランダの画期的な仕組みや働く女性の生き様、そして過去から現在に繋がるダイナミックな歴史の流れを実感する事もできたりします。

切り捨てるのではなく

興味がないと切り捨ててしまうのでなく目や耳を傾けてほしい、そのきっかけを提供できたら嬉しく思います。ゴッホは短い人生の中で、絵画に全精力を注ぎ込み作品を作り上げました。アンネ・フランクは毎日死の恐怖に怯えながらも、将来ジャーナリストを目指し日記を書き続けていたわけです。彼・彼女が人生をかけて作り上げたその作品は、きっと我々の人生の肥やしになるはずです。「売春は良くない」と単純に切り捨てるのではなくて、同じ人間がこの地で懸命に仕事をしているわけですから、彼女達の人生感や、それを取り巻くオランダの仕組みについて理解しようという姿勢は、人生に新たな視点やきっかけを与えてくれるに違いありません。過去や現在の偉人、その街や国、そこに住む人々が懸命に生きた証に触れ「心を少しだけオープンにしてほしい」と願っています。

実際、興味ないと思っていた事象は、掘り出してみたら意外と面白いということは良く起こります。私事ですが昨年フランスの自転車競技「ツール・ド・フランス」がベルギーで開催され、スポーツカメラマンのお客様と一緒に見学に行ってきました。その時の様子はこちらで紹介していますが、たった5分で通り過ぎてしまう自転車レースの観戦に、日本からベルギーまで足を運んでいるわけです。その時に聞かせて頂いたお客様の自転車競技への愛を鮮明に覚えていますし、レース中の人々の熱い声援を見ていると、いかにツール・ド・フランスが人々の熱の中にあるかということを実感できます。

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ツール・ド・フランス2019の様子

オランダ案内での常連様に「花卉園芸業界」に携わるお客様がおられます。明らかに花とは無縁な私ですが、お客様と様々なお花屋さんに足を運び真剣にオランダの花について考えていると、私の興味は開けていきました。なぜこの配色を選び、なぜこの花をブーケに使うのかといった具体的な内容のみならず、オランダにおける花とは何なのか、オランダ人は花をどう捉えているのかといったより大きな視点まで見えてくるようにもなります。今ではオランダの花屋さんを巡るのが大好きになりました。

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オランダの一流フローリストのブーケ制作の様子

お客様をご案内する際に常に意識していること、それは「海外旅行の中に何か新しい発見や学びを見出してほしい」ということです。 “Travel is the only thing you buy that makes you richer.” 「旅行とは、買うことで人々に豊かさをもたらす、唯一のものである。」この言葉は「学びを得る」という点で私の想いに直結していると言えるでしょう。

話は変わりますが、残念ながら世界は未だ宗教や人種間の争いが絶えません。この辛く悲しい現状を少しでもより良い方向に向かわせるためには、個々人がより広い視野を持ち、他者への共感力を養うことであると信じています。様々な地域の慣習や文化の理解を深め尊重し合うことで、世界平和に貢献できるのではないでしょうか。自転車レースや花の話からは大きく話題が変わりましたが、「他を理解すること」「知らなかったことに目を向ける」という点では共通することでもあります。海外旅行は、人々がより広い視野を獲得するチャンスで、海外に住む人々を知るきっかけになりうるものですから、弊社を通してお客様が学び多き時間を過ごして頂けたら幸いです。

色々と堅苦しいことを書きましたが、絵に興味のない方に永遠と色使いに関して語りかけることはしませんし、無理矢理何か強いることは決してありません(笑)。あくまでお客様第一主義のガイドサービスで、堅苦しさの全くないサービスになっています(キッカケを提供したいという意味で、上記を例に挙げてみました)。

さて、オランダやベルギーと聞くと、フランス、イギリス、イタリアなどに比べると少しマイナーに聞こえるかもしれません。しかしながらオランダ、ベルギーという国は他では味わうことのできない数多くの貴重な経験をお楽しみ頂けるでしょう。私の考えるオランダ、ベルギーの最も魅力的な点は、世界の中でも有数の異文化体験に溢れる場所であることです。世界各国から様々なルーツを持った人々が集まり、自由に働き、自由に旅行をし、自由にコミュニケーションを取り合っている場所であると言えるでしょう。街を歩くと数多くの言語が飛び交い、色々な人種の人々を見ることができます。また、両国が隣接していることから移動は非常にスムーズで、日帰りでも楽しめてしまう所も魅力の一つです。両国には異なる言語、歴史、文化や習慣があることから、全く異なる街の様子を楽しむことができますよ。

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ブリュッセルのグランプラス、お客様のお部屋からの写真。

ガイドの紹介

静岡県牧之原市という田舎町で育ち、高校卒業までは野球に熱中していて毎晩練習に明け暮れる日々を過ごしていました(甲子園を目指しましたが行けず、レギュラーにもなれず)。野球を通して礼儀や挨拶、人を敬う姿勢など大切なことを学びましたが、あの時に全く勉強をしなかった点は大きな後悔でもあります(笑)。

立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科を卒業しました。この時は東南アジアのカンボジアに強い興味があったためカンボジアの観光業とコミュニケーションに関する修士論文を作成しました。シャワーのない田舎の村に滞在し、ローカルなカンボジア人と交流したことは良い思い出ですし、今でもふとした時に「あの村の人々は今頃、何をしているのだろう。」と考えることがあるくらいです。この子供達も元気に育っていることを願っています。

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ホストファミリー達と出掛けた良い思い出

その後、東京の専門商社に営業として勤務していました。この時の上司からは人として、社会人として、営業マンとしての能力を徹底的に鍛えられました。怒られ、怒られ、怒られ…大変な時期でしたが、この経験がなかったら私はこうして起業できていなかっただろうと思います。あの時の上司もきっと、怒り疲れていたに違いありません(笑)。人に説教することは、する側の方が大変だったりもしますよね。営業的な側面だけでなく、契約書、見積書、採算表の作り方など、基本的なことは全て、ここから学んでいきました。

高校野球、カンボジアの田舎村生活、専門商社勤務と聞くと、体育会系の人間だと思われるかもしれませんが、どちらかと言えば私は極めて柔らかい性格であると自負しています。当時の上司は「お前は営業マンとしての強さが足りないんだよ!!!」を口癖にしていて、確かにあの時の上司のような営業マンとしての力強さはないのかもしれません。一方、誰とでも柔軟に朗らかに、気さくなコミュニケーションを図ることはできます。会社の社長さん、芸能人、80代のご夫婦や、若い飲食店の店員さん、熱血お母さん、インスタグラマーにユーチューバーと、これまで本当に色々な方々とご一緒させて頂きました。この経験が私の財産でもあります。

ツアー内容は様々で、オランダやベルギーでの一般的な観光地巡り、美術館のミュージアムガイド、また企業向けの展示会案内に視察ツアーなどに精を出してきました。ここ最近は、スペイン、フランス、イギリスなどへの同行サポートも行ってきました。始めたばかりの頃は、まさかスペインやイギリスにお客様と行くことなんて想定もしていませんでしたが、続けていると色々なことが起こるものですね。

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3日間のフランス同行サポート。シャンパーニュ地方のランスにて、シャンパンカーブ巡り(ランス大聖堂の裏側から撮影)。
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3日間のイギリス同行サポート。最終日はウィンザー城観光。

趣味は旅行です。これまでに18カ国程旅行をしてきましたが、見たことも聞いたこともないことに出くわす体験を好んでいます。昨年はポーランド、クロアチア、オーストリアに行ってきました。旅行の様子はこちらのブログなどでも書いていますのでご覧ください。また、食べたことのない物を食べてみる、飲んだことないビールを飲んでみることも常日頃から実践していて、最近はコーヒー豆の種類や味を探る喫茶店巡りも一人で行っています。

毎年何かのテーマを決めて取り組むことにしています。去年は「絵画を知ること」「ビールを知ること」でしたが、今年は「同性愛(LGBTQ+)について学ぶこと」を掲げています。私自身は異性愛者ですが、LGBTQ+について理解を深めて皆んなに発信していけたらとも思っています。

*経年変化を楽しめるデニム、オイルジャケットなどをこよなく愛しています。

最後に、私の移住プロセスなどに関しては以下のサイトで紹介されていますので、もしご興味のある方はご覧ください。

西尾真一朗の移住経緯①(YourLegalsジャパンデスク)

西尾真一朗の移住経緯②(YourLegalsジャパンデスク)

西尾真一朗の移住経緯③(YourLegalsジャパンデスク)

西尾真一朗の移住経緯④(YourLegalsジャパンデスク)

こんな具合で、私、西尾真一朗という個人ガイドがどんな人間か、どんな想いを持った人間かがある程度お分かり頂けたのではないでしょうか?その他、何か気になる事がございましたら、気軽にご連絡ください。ありがとうございます。