こんにちは、オランダ・ベルギーのツアーガイドのしんちゃんです。2018年から個人ブログに書いていった内容をアップデートしつつ、ハッピーツアーの公式ページに移行していくこととなりました。今回は2019年5月に訪れたアイルランドの首都ダブリンの旅行紀(後編)になっています。
ダブリン旅行紀(後編)
前編はこちら。
飛行機のチケットも安く、個人的にあまり旅行したい街とも思わなかったので、あえて旅行してきました(笑)アイルランドはイギリスの西側にある島で、1922年までイギリスの支配下にあった国でした。現在でも北アイルランド(アイルランド島の北東部)はイギリスになってますよね。首都はダブリン(Dublin)で、ここに僕は3日間滞在していました。
大学内の見学を
ダブリン・トリニティー・カレッジ(Dublin Trinity College)は、観光客の数を見ても、ダブリンの中で一番の観光スポット?のような気がします。もちろん、ルーブル美術館のような混雑状況まではいかないものの、「ここが大学である」ということを考慮すると、やっぱすごい数だ。

このダブリン大学トリニティー・カレッジはアイルランド国内では1位、世界ランキング88位と非常に優秀な大学となっております。アイルランド最古の国立大学で400年以上の歴史を誇り、1592年にイギリスの女王エリザベス1世によって創設されたのだそうです。
かつてはプロテスタントやカトリックなど、宗教とかなり密接に繋がっていた大学で、1980年代に入学するのに教区の司祭の許可書が必要となるケースもあったという。1904年に女性の入学が認められ、1934年に女性教授が初めて任命されました。
図書館とケルズの書
この大学が非常に有名なのは、ものすごく美しい図書館と、そこに置いてある「ケルズの書」というアイルランドの国宝が理由となっております。






アーチ状の天井と開放的な空間の中に、いかにも古そうなたくさんの書籍が飾られております。ただ、図書館と言っても「旧図書館」なので、実際にここで勉強したり本を探したりしている人はおりません。観光客しかいないのが現状。



世界で最も美しいとされ、アイルランドの国宝にも指定されている「ケルズの書」が保管されております。この本は8世紀に作成された聖書の手写本(手書きの写し)。本文が340枚の牛皮に書かれております。
8世紀っ!保存状態も良く、こんな昔に様々な意味を込めて絵が描かれているという事実に驚きました。興味深かったのがこの書にはきちんとしたルールが色々と決められていること。



「ケルズの書」はとってもカラフル。以下の写真のような鉱石などを利用して色を表現していたのだそうです。



ダブリンに行った際は必見?!なのではないかと思います。
トリニティー・カレッジの場所はこちら。どうやら事前オンラインチケット予約が望ましいようですが、僕は、当日予約した「学生さんが案内してくれるウォーキングツアー」に参加し、これに図書館入場チケットが含まれておりました。
ダブリン城
街の中心にたつダブリン城は1922年までの700年間、イギリスの総督府が置かれておりました。つまり、イギリスのアイルランド統治の拠点の役割を果たしていたところです。アイルランド国民にとっては辛い歴史なのかもしれません。






現在では政府機関や国際会議場として使用されております。



ダブリンの街並み、食文化など、なんとなくロンドンに似ているような気がするのは、この長い支配の影響からなのだと思われます。あと、そもそも地理的にアイルランドとイギリスが近いからってもあるか。
ダブリンの美術館
アイルランド国立美術館にも行ってきました。我がオランダのレンブラント作品もあったけど、、、、



写真のクオリティーが最悪(笑)レンブラントは光と影の使い手と呼ばれているだけあって、ここにある作品も黒い背景に光が美しく描かれていたため、僕の写真技術では上手く捉えきれませんでした(泣)ショック。。。






さて、最後に今回の旅で最も印象に残った写真をご紹介!



面白いモニュメントで写真を撮っている方も多かったです(笑)!タイトルは
A woman needs a man like a fish needs a bicycle.
魚が自転車を必要とするように、女性も男性を必要とするのだ。
ユニークなモニュメントですが、そこに含まれる強烈なメッセージが・・・・・・すごいね。けっこう有名な言葉なのだそうですが、知りませんでした!



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